無料CADソフトで3Dプリンター用のモデルを作りましょう。

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自宅用の低価格小型3Dプリンターを購入したので、無料の3次元CADを使って造形用データを作ろうと思います。

CADはパソコン上で設計図を描くためのソフトです。2次元CADでは平面の設計、3次元CADでは立体的な設計（2次元にもできます）ができます。今回は立体モデルをプリンターで作りたいので、3次元CADで設計を行います。

CADは複数のメーカーから販売されていますが、今回は無料のCADを使いたいと思います。下記に有名なものをピックアップしました。

Autodeskが販売しているCADソフトですが、非商用の個人利用は無料で使えます（一部、機能制限あり）。商用利用では有料となっています。一年ごとに登録更新が必要です。

FreeCADは商用・非商用問わず完全無料のCADソフトです。オープンソースで、現在も開発が進められており、特に登録などは不要です。

今回は登録や更新が不要なFreeCADを入れてみることにしました。

ソフトの使い方は公式サイトでも公開されていますが、下記の神戸高専機械工学科早稲田研究室さんが公開されているマニュアルが簡潔で分かりやすかったです。

FreeCAD(ver.0.19.1)を用いた鋳造用模型の製図

ttp://www.kobe-kosen.ac.jp/~waseda/upgradeyourlife/m2/m2-jisshu.html

FreeCADで作製したモデルデータは、3Dプリンターで汎用的に使用されているSTL形式で保存します。また、プリンターではモデルを積層して印刷するので、STL形式からスライス（輪切り）したデータ（gcode形式と呼ぶ）への変換も必要です。

Ultimakerが提供しているスライサーソフトCuraは有料版と無料版がありますが、個人使用であれば無料版の機能で十分だと思います。

今回は無料のCAD、スライサーソフトをご紹介しました。各ソフトの使い方はネット上に十分情報があります。モデルデータの作成結果についても記事にまとめたいと思っています。

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