低価格小型3Dプリンター「Creality CR-100」を買ってみました。
低価格小型3Dプリンター「Creality CR-100」を買ってみました。
仕事で業務用3Dプリンターを使う機会があったのですが、自宅でも何か作ってみたくなり、低価格な小型3Dプリンターを購入しました。初心者の方でこれから購入を考えている方は参考にしてください。
造形方式の選定
個人用3Dプリンターには材料押出か光造形の2タイプがありますが、今回は材料押出タイプにしました。
光造形
造形時間が短く、積層痕も残りにくいのですが、液状樹脂を用いるため後片づけが煩雑。樹脂の臭気や洗浄に用いる溶剤には換気対策も必要です。
材料押出
光造形に比べると、造形時間や積層痕は劣りますが、フィラメントを溶かして造形するだけなので、上記のような煩雑さがなく入門者にはおすすめだと思います。
購入価格
私が住んでいるマンションは部屋がそれほど広くないので、できるだけ小型な機種にしました。また、初めて買うので、安価な機種でちょっとした小物を造形できればいいかなと考えました。
小型な3Dプリンターだと中国製で2~3万円ほどのものがかなり出回っています。性能的には、趣味レベルの造形を行う上では全然問題のない製品はありますので、口コミが良いメーカーのものを購入しましょう。(粗悪なコピー製品のようなものもあるので注意!)
購入検討した機種
通販サイトで色々なメーカーの製品を調べたところ、Creality社という会社はこれまでに販売実績が多くあり、ノウハウもあるようです。
Creality 3D Ender 3
こちらの機種は停電時の復旧機能付きです。造形サイズ220×220×250mm、筐体サイズ440x440x465mmです。個人的には部屋に置ける場所がなく、気軽に移動させるのが難しそうなので購入断念。購入後は自分で装置の組み立てを行う必要があります。機能が強化された上位機種もありますがお値段ちょっと高め。
Creality CR-100
こちらは造形サイズ100x100x80mmと少し小さめですが、筐体サイズ241x183x255mmとスリム。子供向けのデザインで見た目はコンボイっぽいが、持ち運びや収納は楽そう。
Creality CR-100は値段もender3より安く、小物をちょっと作ってみたい私にとっては、入門機としてなかなか良さそうなのでこちらを購入してみました。
次回はCreality CR-100を使った造形体の試作&レビューを行っていきたいと思います。