30代から始める日々の備忘録

30代エンジニアが送る、モノづくりの面白さとTips講座

⑦造形時の注意点まとめ

f:id:big_bear:20210408193304p:plain

⑦造形時の注意点まとめ

3Dプリンターについて学ぶ機会がありましたので、備忘録として自分なりにまとめてみました。造形時の注意点をまとめました。

 

造形の方向

造形モデルは造形高さが低くなるように造形した方がよい場合があるようです。造形高さが高くなるよう立てて造形すると、材料の自重による変形や、オーバーハングを支えるのに必要なサポート材が余分に必要になり、時間や材料コストの増加に繋がる可能性があります。

 

造形の精度

プリンターで造形できる精度には限界があるので、無駄に解像度の高いモデルを作成しても、それを完全に再現することはできません。プリンターの造形能力に応じた解像度でモデルを作成すると、モデルデータの作成にかかる時間やデータ量を抑えることができそうです。

 

分割造形する

3Dプリンターのメリットは一体品として造形できる点ですが、必要に応じて分割造形した方がよい時もあります。例えば複雑形状では、無理に一体造形すると、サポート材が余計に必要となり除去も難しくなることがあります。また、造形サイズが大きいときに、途中で造形に失敗し、一から造形をやり直すことになるかもしれません。

 

big-bear.hatenablog.com